業務委託契約で働く際の注意点は?

業務委託契約で働く際の注意点は?

セラピストの業務委託契約で働く際の注意点


セラピストの求人の多くは業務委託契約で、完全歩合制の報酬制度です。業務委託契約という言葉を聞きなれない方にとってはしっかり把握しておくことが重要です。

まず業務委託契約については、労働基準法が適用されません。業務委託契約では会社と個人はあくまでも対等な立場であり、守られるべき「労働者」ではなく「事業者」という契約だからです。
セラピストの業務委託契約のサロンで働く時の注意点は?
給与の保障がない
給与をもらう労働者とは違い、業務委託契約(完全歩合制)は、施術をした時間分のみ給料が支払われます。一人もお客さんが来なかった際は給与は0円です。最近では最低保障制度を設ける会社もわずかながら出てきたようですが、あくまでも最低限なので10万前後といった額です。
また清掃やレジ開け・閉めなどで、早く出勤したり、遅く退勤した場合も、その時間の給料は出ません。業務委託契約の歩合制で働くのはなかなか厳しいことです。

交通費が出ない


交通費が出ないところが多い
ので、勤務先を選ぶ際には通勤にかかった電車代やバス代は自分持ちだというスタンスでいましょう。ですので、なるべく自宅から近いところを選んだ方が負担が少なくなります。ですが少し時間がかかっても繁盛店に勤めた方が稼げる可能性はあります。交通費を差し引いてどっちの方が稼げるか、考えないといけませんね。

社会保険がない


社会保険が一切ないので、国民年金、国民健康保険の加入をする必要があります。また雇用保険、労災保険の加入もないので、退職する際の失業保険も出ないですし、業務を通してケガをした場合の援助もありません。
正社員と同じ時間働いているのに、社会保険がないのは損だと思う方は、社会保険が完備している正社員、契約社員の募集している会社に就職した方がいいと思います。
ですが最近ではフリーランス(個人事業主)向けの福利厚生サービスを展開する会社もあるのでそういうサービスに加入していけば正社員とさほど変わらない保障は付くと思います。

自分で確定申告しなければならない


業務委託契約で働くセラピストは毎年自分で所得税の確定申告をします。めんどうくさいものなんですよね…。全てが自己責任の業務委託契約。
以上、申しました通り、業務委託契約で個人事業主として働くということは「全て自己責任」だということです。
報酬が低いことも、怪我や病気になって施術ができないことも、全て自分で責任を負わなければならず、会社に甘えることはできません。

ですがいつか独立したいと考えている人は
・確定申告
・給与の保障
・社会保障
など独立した際には当たり前のこととなるので良い練習になるかもしれません。
交通費に関しても、どういうお店が繁盛してどういうお店が繁盛していないかなどの立地やサービスの調査にもなると思います。
ですので独立志向の強い方には向いているかもしれません。

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